11章 人類は生きる掲示板
人々の間で広く用いられ、仕草以外で使われる最初のしるしの一つが、おそらく体につけるしるし
なるほどそれで「人類は生きる掲示板」!
掲示板って、学校とかにある掲示板の意味なのかな。私がイメージしていたのは、誰もが書き込めるネット上の掲示板だった。話ずれてしまうけど、周りの人からペタペタ張られるレッテルも自分の掲示板に貼られて自分の一部になってしまうみたいな話を思い出した。
毛のない肌と頭髪は、一目で他者のことを知るためのキャンバスだったのだ。
納得しかない
思い出したのは、武士がアイデンティティを剥奪されると(?)髪を切られてしまう事。一緒にするのは安易かもしれないけど、髪型で表現されるアイデンティティって昔はとても多かったイメージ、現代はあまりなさそう。。
現代日本で若者の奇抜な髪型を年配が嫌うのは、違う部族として認識してしまうからか?
人間にとって髪を整えることは、霊長類が毛を綺麗にしてめかしこむことと同等
てっきりここ数千年の間の話だと思ってた。本能だったのか。
自分自身やチームのメンバーが安心するしるしが何かを認知できると、いるだけで自然と心地よい場が設計できるヒントになりそうだと思った